新型コロナの影響でスーパーマーケットは賑わっており、ご家庭で生魚を食べる機会も増えると思います。
家庭で魚介類を調理する際、気をつけて頂きたいのがアニサキスです。
アニサキス最強説
アニサキス…それは主にカツオ、アジ、サバ、イカなどに潜む寄生虫。
例えばスーパーで買ってきたばかりのアジをさばいてみると、その内臓には糸のような虫が。
アニサキスは非常に生命力が強く、人間の胃酸では死なないそう。
実験では冷蔵庫で1年間アニサキスが生きていたという話しも。
UPするのを忘れてた、冷蔵庫で1年過ごしたアニサキス幼虫(サバ由来)。
週1~2回、生理食塩水を換えただけ。餌は無し。低温では動かずだら~んと伸びてるが、常温の生理食塩水を入れるとクルクル巻くのを指標にして生死を判定。初めは100匹以上いた仲間が次々脱落する中、耐え抜いた精鋭の数匹。 pic.twitter.com/e3iaoZ3Ban— 蝦夷やちねずみ🔬 (@Dosanko_P_Iw) April 21, 2020
一般的に知られているアニサキスの被害は「アニサキス症」といって、体に入ったアニサキスが胃壁に噛みつき激痛が走ります。人によってはのたうち回るほど激痛のようです。
「アニサキス症」は病院に行き内視鏡で摘出すれば治ります。
しかし、アニサキス症ではなく、それよりも厄介な「アニサキス・アレルギー」。
アニサキスが体内に入ってきた時、”IgE”というアレルギーを引き起こす物質がつくられる人がおり、
これがきっかけで呼吸困難など過剰なアレルギー反応を起こすようです。
「アナフィラキシーショック」と言われるもので、アレルギー反応は回を重ねるごとに激しくなりやすく、
人によっては30〜40分で心停止になる可能性も。
詳しくこちらのテレビ東京のホームページに記載がありますので
興味がある方はご覧下さい。
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/
(出典:テレビ東京 テレ東プラスより)