2019年11月1日投稿 | アニサキスチェッカーや消臭器の販売 ブラウエ・ライタージャパン

食中毒

2019年11月1日投稿

怖い寄生虫アニサキス、室蘭保健所がチカ生食注意訴え

室蘭日報WEBニュース2019/10/30より

室蘭港内ではチカが入れ食いだ。室蘭通船(海岸町)前の岸壁などは平日にも関わらず多くの釣り人たちでにぎわっている。チカは天ぷらやフライ、一夜干し、つくだ煮や甘露煮とさまざまな料理で楽しめる一方、刺し身や昆布締めなどを生食したことによる寄生虫の被害も聞かれる。胆振総合振興局保健環境部保健行政室(室蘭保健所)は「火を通すか冷凍することが有効。生食する場合は、寄生虫がいないことを確認することが大事」と訴える。

 チカの内臓にはアニサキスの幼虫が寄生している場合があり、寄生している魚が死んで時間が経過すると筋肉に移動することが知られている。幼虫に気付かず食べることで、早ければ数時間後、遅くとも1日以内に激しい胃痛や下腹部の痛みにさいなまれる食中毒(アニサキス症)を引き起こすという。

 同室生活衛生課食品保健係の越山祐美子係長は「魚種を特定しているわけではないが、近年アニサキスによる食中毒は全道的にも増加している」とした上で、対策として「70度以上での加熱、またはマイナス20度以下で24時間以上冷凍することが有効」と強調。「魚が新鮮な間は内臓から出てこない。魚が生きているうちに内臓を処理することが重要。生食する場合は、光に照らすなどして寄生虫がいないかを目視で確認すること」と注意を呼び掛けている。 (北川誠)

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