とご紹介致しましたが、
厚生労働省に注意喚起にも関わらずアニサキスによる食中毒が跡を絶ちません。
しかし、アニサキスが寄生しているということは新鮮な証拠。
厚生労働省はアニサキスの対策として
◆ 冷凍してください。 (-20℃で24時間以上冷凍)
と注意喚起をしておりますが、せっかく新鮮な魚介類を冷凍するなんて味が落ちるだけです。
朝水揚げされた魚介類をその日のうちに提供しているお店もありますが
アニサキス対策のために冷凍するなんて馬鹿げた話でありませんか。
アニサキスが寄生しているということは新鮮な証拠。
であれば、アニサキスが寄生していることを目視で確認して取り除くことが重要です。
しかし、アニサキスは透明で小さいため、目視で発見するのは至難の業です。
さらに身に埋まっている場合はお手上げです。
でも大丈夫です。アニサキスチェッカーがあれば、一目瞭然でアニサキスを発見することが出来ます。
アニサキスチェッカーを照射すると
いとも簡単に見つけることができます。
これは警察の科学捜査で利用される技術ルミネッセンスを利用して、肉眼で見えにくいアニサキスを発光させているのです。
アニサキスチェッカーの特殊な波長、紫外線強度、バンドパスフィルタによる可視光カットの3つの技術が可能にさせました。
ヘッドバンドに装着すれば両手フリーで魚介類を調理しながらアニサキスを簡単に見つけることが可能です。
いちいち機械に入れて確認したり、重たい機器を持って魚介類に照射させたり、作業性も非常に良くなります。
アニサキスによる食中毒(アニサキス症)の症状は?
◆ 急性胃アニサキス症
食後数時間後から十数時間後に、激しいみぞおちの激しい痛み、むかつき(吐き気)、嘔吐を生じます。
◆ 急性腸アニサキス症
食後十数時間後から数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状を生じます。
※ 激しい腹痛があり、アニサキスによる食中毒が疑われる場合は医療機関を受診
※ 大半が急性胃アニサキス症
アニサキス幼虫が胃壁に刺入して生じる急性胃アニサキス症は、食後数時間後から十数時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐を生じます。
アニサキスの幼虫が腸壁に刺入して生じる急性腸アニサキス症は、食後十数時間後から数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状を生じます。
その他、アニサキス幼虫が胃壁等に刺入しない場合でも、アニサキスが抗原となり、じんま疹やアナフィラキシーなどのアレルギー症状を示す場合があります。
アニサキス幼虫に対する効果的な治療薬はありません。
なお、治療法に関しては、胃アニサキス症では胃内視鏡検査時に胃粘膜に穿入する虫体を摘出します。腸アニサキス症では対症療法を行い、場合によっては外科的処置が施されます。
また、アニサキスアレルギーに対しては、アレルギーに関する対処療法を行いますが、アナフィラキシーの場合、緊急に医療処置を行う必要があります。