厚生労働省の発表によると2020年の食中毒発生件数は887件。
そのうちアニサキスによるものが386件で、カンピロバクター(182件)、ノロウイルス(99件)を上回り、アニサキスが原因別で3年連続最多でした。
386件ということは最低毎日1件アニサキスによる食中毒が発生していることになります。
アニサキスの食中毒を月毎にしますと以下の通りです。年間通じてアニサキスの食中毒が起きていることがわかります。
アニキサス対策には、加熱か冷凍と言われますが、やはり魚介類は生が一番。
お刺身もお寿司も冷凍だと味が落ちてしまいます。
特に新鮮な魚介類をアニサキス対策のためだけに冷凍・加熱するのは本末転倒です。
しかし、アニサキスは肉眼では見つけにくいため、調理などの際に目でよく見ても、白くて糸のようなアニサキスを見つけるのは至難の技です。
アニサキスチェッカーがあれば、一目瞭然でアニサキスを発見することが出来ます。
これは警察の科学捜査で利用される技術ルミネッセンスを利用して、肉眼で見えにくいアニサキスを発光させているのです。
アニサキスチェッカーの特殊な波長、紫外線強度が高い、バンドパスフィルタによる可視光カットの3つの技術が可能にさせました。
ヘッドバンドに装着すれば両手フリーで魚介類を調理しながらアニサキスを簡単に見つけることが可能です。
いちいち機械に入れて確認したり、重たい機器を持って魚介類に照射させたり、作業性も非常に良くなります。
そして、何より安い。税込み30,000円です。
たった30,000円でアニサキスによる食中毒のリスクを回避出来ます。
アニサキスによる食中毒(アニサキス症)の症状は?
◆ 急性胃アニサキス症
食後数時間後から十数時間後に、激しいみぞおちの激しい痛み、むかつき(吐き気)、嘔吐を生じます。
◆ 急性腸アニサキス症
食後十数時間後から数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状を生じます。
※ 激しい腹痛があり、アニサキスによる食中毒が疑われる場合は医療機関を受診
※ 大半が急性胃アニサキス症
アニサキス幼虫が胃壁に刺入して生じる急性胃アニサキス症は、食後数時間後から十数時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐を生じます。
アニサキスの幼虫が腸壁に刺入して生じる急性腸アニサキス症は、食後十数時間後から数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状を生じます。
その他、アニサキス幼虫が胃壁等に刺入しない場合でも、アニサキスが抗原となり、じんま疹やアナフィラキシーなどのアレルギー症状を示す場合があります。
アニサキス幼虫に対する効果的な治療薬はありません。
なお、治療法に関しては、胃アニサキス症では胃内視鏡検査時に胃粘膜に穿入する虫体を摘出します。腸アニサキス症では対症療法を行い、場合によっては外科的処置が施されます。
また、アニサキスアレルギーに対しては、アレルギーに関する対処療法を行いますが、アナフィラキシーの場合、緊急に医療処置を行う必要があります。